第40話「ダイヤモンド略奪作戦」
 何と言っても、曽我町子さんが初めて特撮TVドラマで魔女系キャラを演じたのが、今回登場のゴッドイグアナです。今回はプレ登場的な扱いですが、流石の存在感。圧倒的です。
 ところで、今回から第4クールに突入したわけで、死ね死ね団の作戦もリニューアルされます。
 まずは軍資金が必要とのことで、ミスターKはオルガにダイヤモンド強奪作戦を命じます。略奪方法としては荒唐無稽なのですが、意外に描写は緻密で、特に運搬担当が手錠を使ってケースと自らの腕をつなぐなど、オペレーションにぬかりがありません。一方で、ダイヤモンド強奪を堂々と予告することで、日本政府とレインボーマンへの挑戦状とするミスターK。タケシは当然阻止すべく行動するのですが、オルガはまんまと強奪に成功。悔しがるタケシも見ものです。
 そして、恐るべきはオルガ以外の面々。ダイアナ、キャシー、ロリータはアフリカの赤の室に勤めるドクターボーグを尋ねます。そこには「人間サイボーグ」の改造手術施設があり、まずキャシーが改造手術を受けます。「人間サイボーグ」という名称が珍妙ですが、私のイチオシであるキャシーが改造される様子は、なかなか恐ろしいものがありました。
 サイボーグとなったキャシーは、レインボーマンを襲撃します。隠しナイフや爪先の砲弾、「アイビーム」の掛け声で眼球より発射される光線…。いずれも反則並にカッコ良く、ますますキャシーファンになること請け合い。レインボーマンはなす術もなくなるのですが、そこへゴッドイグアナが襲来。キャシーとレインボーマンの間に割って入ります。ここで今回は終了。
 ゴッドイグアナは、娘であるイグアナを復活させるためにレインボーマンを狙ってきます。実に楽しみです。
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