第38話「A.B.C.Dライン大爆発」
 例の石炭+石鹸が原料の、超高性能火薬スーパーニトロンがABCDの四地点に仕掛けられる作戦。
 まず、冒頭ではレインボーマンをおびき寄せ爆破テスト。爆破地点でオルガとロリータがレインボーマンを狙撃するという、命懸けの行動に出ます。ミスターKが2人の爆破に巻き込まれる様子を見て情にほだされ「ワシも年かな」と呟く場面は秀逸。一方のレインボーマンダッシュ4となり、吹き飛ばされるに任せて命拾いをします。術を生かしたなかなかの発想です。
 その後、ダイアナがモグラートでスーパーニトロンを仕掛ける穴を掘るという作業に従事しますが、失敗して地盤が陥没。ニュースを見たタケシが気付きます。キャシーは起爆装置とアンテナを仕掛ける作業を開始。タケシを目撃してダッカーを差し向けます。息つく間もない展開が凄いです。
 その頃、オルガとロリータは何と逃げ延びて生存していることが判明。ミスターKの喜びようが楽しいところ。
 最後は何とマー坊の犠牲により、起爆装置が見つかるという驚愕の展開に! こんな展開は現在では絶対に許可が出ないでしょう。助かったというオチが用意されているかと思いきや、タケシのセリフは完全にマー坊が死んでしまったかのようなニュアンスでした。
 レインボーマン関連グッズはこちら