第32話「改造人間パゴラ」
 死ね死ね団の新メンバー、ロリータ登場。殺人部隊DACの優秀な隊員パゴラを連れて、オルガと合流します。失敗続きのダイアナとキャシーに対し、悪態をつくロリータ。このシーンの諍いで判明するのは、何とキャシーの普段の髪の毛はカツラであり、正体は剃髪ということ。一方のロリータもカツラで、地毛はチリチリという、何とも奇妙奇天烈なシーンで笑えます。
 パゴラはDACの人間複製機の故障によって、半獣半人と化してしまいます。ロリータは「調教」することで、レインボーマン抹殺の切り札にしよう企みます。実にイカれていて楽しい展開。
 一方、また別の国の大使が来日し、それを死ね死ね団が狙うという展開になるのですが、タケシの鋭い洞察によって、阻止…と思いきや、パゴラによって大使は殺されてしまいます。既にDACをものともしないほど強くなっているレインボーマンですが、さすがのレインボーマンもパゴラには大苦戦します。特に特殊能力を持たず、ヴィジュアルインパクトと野性的なアクションで押すパゴラは異色のキャラクターです。
 しかし、太陽の剣を投げつける起死回生の作戦で、パゴラを何とか倒すことに成功。太陽の剣が決まる瞬間、ロリータのフルーレ(?)が太陽の剣を真っ二つに。ロリータも侮れない戦力であることをアピールします。
 ダイアナ、キャシー、オルガ、ロリータ。死ね死ね団の女性メンバーは、ますます激戦の様相を呈しています。とても子供番組とは…。
 レインボーマン関連グッズはこちら