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第31話「恐怖の連続爆破」
何と、モグラートがメインではなく、モグラートを陽動に使った、別個の爆破作戦!
どういうことかと言うと、前回でタケシが破壊したと思っていたモグラートは、実は1号のみ寸前にダイアナによって自動操縦に切り替えられており、密かに脱出を果たしていたということが、まず前提としてあります。
続いて、「海草爆弾」という珍妙極まりないものが登場し、例によって爆破事件を起こします。これをモグラートの仕業と思わせるところが巧みで、タケシはまんまと騙されるわけです。
さらに、モグラートをタケシに追わせておいて、例の海草爆弾でタンカーを爆破!
今回ばかりは、DACのレインボーマン抹殺作戦を除いて、完全にミスターKの思うツボ。オイルランドの使節も、本国より帰国を命じられる有様。オイルランドの首相は完全に日本が危険な国だと認識します。
オイルランドの使節が帰国する帰路、ダメ押しとばかりにDACによる殺害計画が展開されるのですが、レインボーマンらしく、また素晴らしいシーンが登場します。死ね死ね団から使節を救ったレインボーマンは、死ね死ね団の陰謀を明かし、自ら「平和を願う日本人」と名乗り、日本人の真の意思を、日本人の代表としてオイルランド使節へと伝えるのです。かつては日本国内の治安回復を訴え、そして今度は国際的な日本の立場の回復を訴える…実にナショナリズム的ではありますが、そこには「義」が感じられ、グッと来るのです。
一方、モグラートのことで頭が一杯になり、よし江さんとのデートがおろそかになるタケシの姿が微笑ましいです。
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