第33話「ダッカー飛行隊出撃せよ!」
 DACの戦闘機ダッカーの猛攻撃が、今回の本筋。ダッシュ5のスピードを凌駕し、あらゆる術を無効とするダッカーに、タケシは苦戦を強いられ、山中に転落してしまいます。ここまでは、まるでレインボーマンが「怪人」で、DACが「防衛軍」であるかのような描写。タケシは転落した山中で近隣の村の少年と出会い、彼のおかげでその場から動くことができるのですが、DACは執拗に地上戦へ移行、少年の目前でレインボーマンとなります。初めて一般人にタケシがレインボーマンであることを明かす貴重な場面です。
 このところDACの戦績は非常に悪く、タケシには散々な目にあわされ、逃亡も簡単に許してしまいます。タケシは逃げ延びて、ダッカー撃滅の為の秘策を考え続けるという展開に。その間、死ね死ね団では女の戦いが繰り広げられます。
 このところ出ずっぱりだったオルガは登場せず、古株のキャシーとダイアナがバトルを展開。モグラート作戦が順調なダイアナは、DACの指揮権を持つキャシーをからかいに来ます。ここではキャシーのヒステリックな面が垣間見られ、魅力的に映ります。キャシーは失敗続きのDAC隊長に対しても容赦なく罵声を浴びせています。 
 一方、ダイアナはモグラートに超爆弾を搭載して太平洋沖で爆撃を仕掛け、大津波を起こして東京を壊滅させる作戦を展開。これは完全にタケシの気付かないところで行われます。その頃、タケシは新たな術「太陽フラッシュ」を編み出し、ダッカーを見事撃墜して退散させます。しかし、安心したのもつかの間、沖の方で凄まじい爆発が。津波が東京に襲い来て、東京はパニックに。レインボーマンが何か決意したような表情をみせたところで今回は終了です。
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