第42話「追跡1000キロ!」
 まずは、前回より引き続きゴッドイグアナとの戦い。レインボーマンは左腕に深手を負い、血が滴りますが、ゴッドイグアナはそれを欲しがるあまり、隙を突かれるというもの。レインボーマンの一つの魅力に、こういった偶然の危機回避が挙げられると思いますが、今回もなかなかウマいです。
 今回のストーリーの骨子は、九州にサイボーグ研究所を新設したミスターKが、ドクター・ボーグに会うために九州に行くというもので、それを知ったタケシが後を追うというものです。突然バイクに乗って現れるタケシに、視聴者も淑江さんも唖然。視聴者はタケシがバイクに乗れたこと自体初耳。さらに淑江さんは、いきなり九州へ行くと言い出すタケシに驚きます。ミスターK配下の移動手段は、何故かカーフェリー。飛行機を使わない意図が不明確ですが、この方がドラマ的に正解だったのは言うまでもありません。
 タケシの存在に気付いたオルガによって、キャシーに続いてサイボーグとなったダイアナとロリータが招聘されます。タンク型の飛行物体で現れる女サイボーグのカッコ良さは秀逸。特にダイアナは、何となく年増っぽい雰囲気から一転して、硬質感溢れるサイボーグの表情を見せていて必見です。女サイボーグを目撃してしまった新婚旅行中の男女を守るべく、タケシは他の旅行者と共に旅のひと時を楽しみます。このあたりは実に70年代的なノスタルジィに溢れています。
 九州に到着すると、すぐにDACがタケシを狙うことになります。ここで今回は終了。
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