第27話「甦った死ね死ね団
 ミスターKが倒れ、死ね死ね団が壊滅した(とタケシは思っている)ことを受け、父の遺骨を、ヤマト家の墓へ納骨するところから始まります。普通の特撮ドラマならば、壊滅後の束の間はエラく明るい場面に終始するのですが、流石はレインボーマン。陰鬱でセンチメンタルな場面で盛り上げていきます。
 母・たみ、妹・みゆきと共に、しばらくは父の故郷に滞在することになるのですが、鴨川ロケが敢行されており、風光明媚なシーンが幾つも見られます。
 一方、実のところミスターKは健在だというシーンが挿入されます。「オイルランド」という国から日本に派遣された石油調査団を死ね死ね団が襲い、それに抗議するオイルランドの大使もミスターKの変装という、スパイ映画かと思わせるような作戦を展開。これは堪りません。
 そして、3クール目の目玉である、地底戦車モグラートの登場。
 何となく死ね死ね団の陰謀らしきものをかぎつけたタケシは、ダッシュ5で石油調査団が襲撃された現場に飛び、ダッシュ6で地中に潜り、モグラートと対峙します。
 モグラートの光線銃により、あわや…というところで、今回は終了です。
 ミスターKの左手が鉤爪状の義手になっていたり、これから先のストーリーの序章的な色が濃い回になっています。
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