第25話「朝陽に魔女は消えた」
 今回は、全編に亘ってレインボーマンVSイグアナの緊迫感溢れるバトル!
 何とタケシは殆ど登場せず、ダッシュ5〜ダッシュ6〜ダッシュ7に化身し、ヨガの眠りに就いた瞬間にタケシの姿に戻るという構成です。
 とにかく、イグアナの妖術と、レインボーマンの術による丁々発止が見モノ。イグアナのパワーが落ちるに伴って、塩沢ときさんの怪演がパワーを増していきます。「パワー補給のため、血を欲しがる」という点が重要で、その為にタケシの母・たみや妹・みゆきを狙い、遂にはレインボーマンその人の血をも狙うように。
 中でも、危機に瀕してダッシュ6の「疾風土煙火の術」によって地中に潜ったレインボーマンを探すべく、自らの鼻をブタ鼻に変化させて探すイグアナの姿には、笑いを通り越して戦慄すら覚えます。
 ラスト、ヨガの眠り寸前のダッシュ7が、初めて見せた「太陽の剣」による「レインボー剣の舞」が決まり、イグアナは倒れます。この倒れる様がまた凄まじく、結っていた特徴的な髪の毛が解け、顔面の中央に、剣による縦一文字の傷が入ります。それが妙に女性的な姿である上、ヨガの眠りに入ったタケシを執念で襲おうとする姿が恐ろしく、多分子供心にトラウマ必至であったと思われます。
 一応、イグアナがまだ倒れていない時点で今回はクローズ。
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