第20話「M作戦をぶっ飛ばせ!!」
 今回は、特撮ファンには史上最強にキレたキャラクター・エルバンダが登場します。
 エルバンダは、イグアナの息子という素性を持つ殺人プロ。ピンチになると「ママー!!」と叫んでイグアナに助けてもらうというとんでもないヤツです。
 エルバンダの別名は「電気人間(スパークマン)」で、バックパックおよび体内に電気を充填し、それをスパークさせて相手に浴びせるという得意技を持っています。
 レインボーマンは、エルバンダを水溜り(?)に落として一度は退散させますが、第二ラウンドでは電気ショックの餌食に。今回はその緊迫したシーンで終了となります。
 エルバンダとの対戦の合間に、M作戦の壊滅に奮闘するタケシの姿が描写されます。中でも秀逸なのは、インフレとニセ札流通の政府対策会議に乗り込むレインボーマンの姿です。
 ダッシュ7のあの姿で対策会議室に乗り込んでいきます。
 当然、最初は怪しいヤツと思われてしまうのですが、M作戦の裏に死ね死ね団の影ありというタケシの熱弁は、次第に政府高官の心に染みて行き、何とその後、警察に調査を依頼するというくだり。この「義理」と「人情」は捨てたものではないという世界が、レインボーマン最大の魅力でしょう。
 ミスターKはタケシが嗅ぎ回っていることに加え、警察沙汰になるのを恐れて御多福会の証拠隠滅を指示。その中で唯一放火の描写がなされた支部では、異様にスタイル抜群のヨーロピアンな美女が登場して驚かされます。
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