Episode 48

事実を知ったオヴェルは愕然とした。信じていた浄化の手段が、実は破壊の道具でしかないことに絶望した彼に、残された道は唯一つ…。

オ「タケシ。私は、ミーアル・リリジョンで活動するうち、この汚れに満ちた銀河系の文明をすべて消し去って、光に満ちたものに変換してしまいたくなった…。しかし、その思いを強くするあまり、私は大変なことをしてしまったようだ…。」
タ「オヴェルさん…。」
オ「私はいつしか狂気に陥ってしまっていたようだ。お前や雷斬には、すまないことをした…。この償いは、私自身が銀夕の翼影を阻止することで果たさせてもらう!!」
タ「一体どうする気です?」
オ「私は理知的とその名を知られたケルプの人間だ。ケルプ人としての名誉を取り戻すためにも、この件は知恵を尽くして解決する!」
タ「分かりました! 私も協力します! 良かった…私の知るオヴェルさんの本質は、何ら変わっていなかった…。」
オ「まずは、オファニオスとなった雷斬を元に戻すことだ。アジダハーカがオファニオスをわざわざ用意するということは、何か活動のために必要な役割を担わせているに違いない。」
タ「そうですね。私はエテル・マザーXに戻ります!」
オ「頼む。」
ニ「また戻るんすね…。あそこに。」
グ「そうクサるのではない、ニクラウス。我らがリーダーは正しい道を教えて下さるのだ。」
ニ「お前、何かキャラ変わってないか?」