古畑任三郎ファイナル 第2夜「フェアな殺人者」

 もう、何と言ってもイチロー選手が出演するだけで話題充分でしょう。
 とは言え、内容自体も侮れないものでした。イチロー選手の一般的な求道者のイメージと、数々のゲームで魅せた、矢のような送球や盗塁名人としての足が盛り込まれ、イチロー選手自体をリスペクトするかのような内容でした。
 殺人を礼賛するわけではないですが、劇中の「イチロー」は私利私欲のために罪を犯したわけではなく、手にかけた相手も悪人という、最大限本人に配慮した内容に好感が持てました。
 そして、向島くんの恐るべき身の上も明らかに!
 ファイナルならではの基本設定に喰い付くトピックが、さりげな〜くセリフに挿入されているのもポイントですぞ。

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