Episode 11

雷斬率いる遊撃隊は、アーリオーン第255基地の警備システムに苦戦していた。

ラ「被害状況は?!」
遊撃隊員「ナンバー7、ナンバー11、共に戦線離脱、ナンバー8が手薄なエリアを援護。」
ラ「マズいな…。警備システムがこれほどとは。」
タ「雷斬・リーダー! ナンバー8は元のエリアに戻るよう指示してください。手薄なエリアの補完は、ナンバー3をまわしてください!」
ラ「何だと?! おい、オヴェル、お前のところからモニタしてるのか?」
オ「いや、しかし、タケシにはお前の部隊の状況が見えている!」
ラ「ヤツめ、一体何者なんだ?! …し、しかしヤツの言ってることは正しいようだな。よし! ナンバー8は戻れ! ナンバー3、フォーメーション・サンダー・デルタ。」
遊撃隊員「了解。」
オ「タケシ、この間といい、今回といい、何故お前には雷斬の戦況が見える?」
タ「何故かは分かりません。でも、見えるんです。次にとるべき行動も…!」
オ「タ、タケシ…!」