レッド・ツェッペリン
「ハードロック」発祥としてのイギリスは、ロック史を語る上で重要なポイント。ということで、このカテゴリーではブリティッシュが中心になります。と今決定。
レッド・ツェッペリンは、あまりにも有名なギタリスト、ジミー・ペイジのリーディング・グループです。このグループに関しても全てのアルバムを聴いたわけではありませんが、一応活動した年代を通して大体の代表曲は聴いています。
レッド・ツェッペリンと並び称されるもう一つのグループに、ディープ・パープルがありますが、同じ「ハードロック」にカテゴライズされるグループとしては、両者はあまりに異質です。
ロックファンは、ロックを分類したがる癖があります。レッド・ツェッペリンは一応「ハードロック」ということになっていますが、実際に音を聞いてみると、エキゾチックな響きを有し、ヨーロッパの風を感じさせにくい特異な音が多く、大方の人がイメージする「ユーロピアンなハードロック」とはまるで違うように思います。
ディープ・パープルが漂わせる様式美は薄く、衝動的かつ計算高い楽曲は、後のプログレッシヴ・ロック界に多大な影響をもたらしています。
ちなみに、オススメの曲は「天国への階段」、「移民の歌」、「トランプルド・アンダー・フット」あたりかと思います。