第19話「空転!ムササビ殺法」
 今回は次なる殺人プロ・ムササビ怪人ジェノバードが登場です。
 ジェノバードはマントによる滑空能力に加え、そのマントに毒ガスのつぶてを装備しており、レインボーマンに投げつけて戦局を有利に進めていきます。しかし、ツメの甘さが死ね死ね団ダッシュ4となって、木霊叩きの術や木の葉嵐を繰り出すレインボーマンはバッチリ逃げ仰せ、ヨガの眠りで完全回復。ジェノバードはレインボーフラッシュで倒されます。
 それと並行して、例の御多福会のエピソードが進行。前回の村でタケシの協力隊を組織して、アジト近くまでタケシを護衛するという温かみのある話が織り込まれます。アジトで出会った御多福会のボスの一人は、死ね死ね団では珍しい(笑)外タレの方が演じられており、お多福の面とのギャップが素晴らしいインパクトでした。結局ニセ札作りの証拠を押さえようとしたレインボーマンに対抗し、このアジトは証拠隠滅を図って自爆してしまいます。
 一方で、よし江さんがインフレを嘆くという場面や、御多福会がどんどん流行するという場面が登場。精巧なニセ札によってインフレが起こるという、インフレの何たるかを教えるかのごときストーリーに唸るのでした。
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