第18話「星っ子大変化」
 前回登場の「星っ子」。その正体は殺人プロ・アイスリー。
 この1行が全てを物語る今回、と思いきや、実は村の長となるべく育てられている「ワカ」の世話人の老婆が、タケシの父・一郎の友人であることが判明!
 やはり、この老婦人も一郎の送った暗号文を所持しているのですが、そこを黙ってみている死ね死ね団ではありません。アイスリーは老婦人を氷の短剣で刺してしまいます。怒ったタケシは、アイスリーを追い詰め、黄金の化身となってビームを照射し、これを倒します。絶命寸前の老婦人はタケシに暗号文のありかを教え、遂にタケシは暗号文を手に入れるのですが、悲しみは深く…。しかも、そこには新たな殺人プロの姿が! というところで終わります。
 前半のアイスリーとの死闘は、炎の化身で歯が立たず、水の化身でアイスリーの凍結能力を逆に利用するという手段で辛くも退散に追い込むのですが、タケシはカチコチに凍ってしまいます。モニターしていた死ね死ね団が、鎮守の杜を爆破したことで、助かってしまうタケシというマヌケな展開を経て、満身創痍となったタケシを、ダイバダッタが救うという予想外の展開が待っています。
 スピーディで非常に面白い一編です。最後に、実際はアイスリーであった星っ子の無邪気な姿がカットバックされるシーンが挿入されますが、この描写は苦しめられた敵に対する感情を考えると、非常に複雑です。制作者が何を意図したのか、いまいちよく分かりませんでした。

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