第12話「危機一発!」
 タイトルは誤字ではなく原文ママです。007「ロシアより愛をこめて」の初上映のときも「一発」でしたね。
 今回は化身後のレインボーマン大活躍でした。
 まずは前回の危機的状況の続き。落とし穴の下には針の山、頭上には死ね死ね団というシチュエーション。落ちる途中でダッシュ1に化身し、針の山に寝そべっても平気という驚愕の脱出方法を披露。さすが「ヨガの対術を極限まで極め」た化身。説得力抜群です。
 ダッシュ1のまま、よし江さんを救出に向かいますが、ここにも霧状のキャッツアイ噴霧という罠が。よし江さんに当て身を食らわせ、人工呼吸で毒素を吸いだすという荒業で脱したレインボーマン。よし江さんと、助けに来たおやじさんを逃がすためダッシュ7となり、自らボーガンの矢にさらされつつも不動金縛りの術を繰り出します。その後、ヨガの眠りへ。
 タケシが眠っている間に、タケシが死んだと勘違いした死ね死ね団は、タケシを火葬(!)にすべく暗躍。その様子をタケシの妹みゆきに見せるという、結構トンデモな展開を見せます。そのみゆきの声で目覚めたタケシはダッシュ7に化身して脱出を果たします。
 この「ヨガの眠り」を悟ったミスターKが何か作戦を思いつき、タケシの元へ行方不明の父親の手紙が届くところで終了。
 ドラマ面では、タケシ=レインボーマンだと知らないよし江さんの微妙な心理や、タケシを信じるおやじさんの江戸っ子気質が今回の見所です。レインボーマンの活躍が派手でも、こんな心理描写の細かさを忘れないところがイイですね。
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