その4

実際動いているサイトはこちら

ajax.jsの解説(続き)

 今回は、httpRequestは後回しにして、他のファンクションについて解説します。

メッセージ表示ファンクション。
function message(str) {
    document.getElementById('msg').innerHTML = str;
}

 これは、index.phpの「id=msg」の属性を持つdivタグ内に、メッセージを書き込むファンクションです。
 innerHTMLという、ある意味便利なプロパティを使用しています。

エラーメッセージ表示ファンクション
function httpObjGenerateFail(str) {
    message(str);
    return false;
}

 これは、先程のmessageファンクションを呼び出して、falseを返すだけのファンクションです。
 エラーメッセージ出力用に使用します。

タイムアウト処理ファンクション
function timeout(target_url) {
    // タイマーをストップする
    clearInterval(timerId[target_url]);
    // HTTPリクエストを中断する
    abortXMLHttpRequest(target_url);
    // エラー表示
    return httpObjGenerateFail('タイムアウトになりました。(' + target_url + ')');
}

 特定のショッピングモールにアクセスしたものの、タイムアウトになってしまった場合、そのショッピングモールへのアクセスを中止します。
 このファンクション自体はタイムアウトの時間そのものを管理しているわけではなく、JavaScriptのsetTimeoutファンクションから呼び出される形でタイムアウトの処理を行うだけです。
 ここでまず、timerIdとhttpObjが配列である意味が生きてきます。

 次回は、ajax.jsの中心となるファンクションについて解説します。