Episode 44

突如タケシの眼前に現れた男。それは雷斬だった! 満身創痍の雷斬は、何故、そしてどうやってエテル・マザーXに現れたのか?

ラ「うくっ! タ、タケシ!」
タ「どうやってここまで?」
ラ「い、異相兵器だ…。異相兵器で、亜空間を移動してきた…。」
タ「そんなことしたら、あなたの体は…!」
ラ「ア、アーリオーン連合は武装解除を決定した…! だが、アーリオーンの上層部は、ハルワタート政府の影にある宗教結社を危険視し、大量の白兵部隊を送り込もうとしている…。」
オ「久しぶりだな、雷斬。」
ラ「オ、オヴェルか!?」
タ「雷斬さん、オヴェル・カリバンこそが、その宗教結社の総帥です…。」
ラ「ああ、そういうことか! ハルワタート政府が、妙な動きをし始めたのは、お前が関係していたんだな…ゴホッ、ううっ…!」
タ「何故、我々に白兵部隊のことを?」
ラ「そ、それは、せ、静観しろと…い、言いたかったからだ。あんな宗教結社、つ、つぶれるに越したことはない…。」
タ「ならば通信でも良かったでしょう!!」
ラ「ふふ…。ここに来たのは、この新型エテル・マザーを、は、破壊する為だっ!!」
タ「えぇっ!?」