Episode 14

アーリオーン第255基地・31管区で、「ブレイジング・レイ」と呼ばれるものを奪取する計画に成功した諜報部隊。
ひっそりと保管された「ブレイジング・レイ」は、ペン状の物体だった。

タ「これが、ブレイジング・レイですか?」
オ「こんなに小型だったとは。」
タ「これは、一体何なのでしょう?」
オ「分からん。ハルワタート政府が欲しがるものにしては、いささかピンとこない代物だな。」
タ「…。」
オ「タケシ、こんな事を訊くのもヘンだが、このブレイジング・レイ、何か危険を感じるか?」
タ「…いいえ。」
オ「どうやら、我々はしてやられたようだな。」
タ「と言うと?」
オ「これは、恐らくニセモノだ。こんな仰々しいセクションに、こんな陳腐なものが置いてあるはずがない。」
タ「念のために、分析してみましょう。」