マジレンジャー最終回

 日曜日は、マジレンジャー最終回でした。
 スフィンクスが生きていて、インフェルシアの明日を見つめていたり、ナイとメアが命を分け与えたりと、予定調和を感動的なシーンにおさめていった構成は見事。「俺たち、魔法家族!!」という名乗りには正直鳥肌が立ちました。ああ、このためにサンジェルを麗と結婚させたのかぁっ!…と。両親役の磯部勉さんと渡辺梓さんも変身前後で素敵すぎで、大変贅沢なシリーズだったなぁと感慨にふけっていました。
 思えば、開始前は「魔法〜?」「兄弟〜?」と大変不安でしたが、初期戦隊の持つピンチ知らずの徹底的な明るさや、勢いのあるキャラクター、終盤のインフェルシアの神々の圧倒的な迫力によって、近年の戦隊の中では最も面白かったのではないかと思います。
 そして、何と言っても我らが曽我町子女王様のご登場。最終回でもその存在感を見せ付けて、威厳と茶目っ気が見事にブレンドされた曽我節が炸裂。マジエル登場で、マジレンジャーは真の傑作となりました。多分、私にしては珍しく、映画版DVDを買うことになるでしょう。
 ああ、またステラに行きたいですな。